2004年度 理事長所信

                          理事長 飯塚正行

 

 JCの最大の特徴は40歳以下という年齢制限と役員の任期が一年であるという点で、

他の団体にはみられないユニークなものです。この年齢制限によって組織は常に若々しい

エネルギーが保たれ、また組織の維持のためには、若い新入会員獲得の努力を怠ることが

できず必然的に運動を活発化させる効果をもたらしました。しかし、ある時期より会員の減少

が進みLOMの会員数は半減しました。

 「明るい豊かな社会」の実現を目指してJC運動をしてきた我々への世間からの評価はどうであったでしょうか。「私たちの地域の未来を背負う青年の集まりといえそうだが、それにしては目立たない。といって、何もしないわけではない。」これは、地域に対して単にPR不足というだけではなく、我々が「若さ」だけでは動かせないものを特別な能力、知恵を持って様々な問題をはね返すたくましいJAYCEEであることを求められ、それにまだ十分に答えられていないからだと考えます。

 「JCしかない時代」から「JCもある時代」へと環境も大きく変わっているこの時代我々メンバー一人一人が本気になって修練し、メンバーの熱い友情をもって地域のために奉仕するそんなJCを目指しましょう。

 2004年度社団法人須坂青年会議所は一年を通し研修を実施します。組織が数十年間にわたって活動を続けていくうちに、知らず知らずに惰性に流され本来あるべき姿を見失ってしまい、例会のための委員会活動となっている傾向がみうけられます。我々は未来を見据え自分自身を高めるため一年間の研修プログラムを地域のネットワーク、また同世代のネットワークを活用しながらそれを地域の人々、同世代の人々に発信していきます。5年後の心豊かな故郷「須高」のために勇気ある第一歩を踏みだします。

 JCとはどのような団体?このような問いかけに我々メンバーはどう答えるのでしょうか、私は理事長としてこの問いかけにはっきりと答えます。「我々社団法人須坂青年会議所はこの地域に奉仕する団体であり、一人一人の力は弱くとも強い絆と時代の要請に答える使命感に燃えて行動する団体です。」

 我々は2004年度の事業を進めるにあたりもう一度「奉仕」「修練」「友情」の三信条

を心に刻み、地域主権確立のため自信に満ちたJC運動を展開していくべきだと考えます。

2004年度(社)日本青年会議所の活動の指針として次の様なスローガンを掲げ一年間JC運動を展開していきます。

『大きな環と小さな環とが響き合う「スローソサエティ」の実現へ』

 ここで我々(社)須坂青年会議所はどのような観点から具体的な事業を立上げ、全国743の青年会議所と目的意識を共有し2004年度の青年会議所運動を推し進めていけばよいのでしょうか。

<スローソサエティ推進運動>

スローソサエティはあなたに価値観の進化を求めます。

「こころ」を軸に、大切なことを後世へじっくりと伝えていく社会。

その主人公は、世界や国ではなく、地域で暮らし、地域を創るあなた。

そのあなたの地域から発信された考えが食や、歌や、暮らしといった地域の独自の文化・生活を舞台として、皆さんの地域から、日本中へ広がり、小さな環が連携して、大きな環として展開していく。

豊かなこころは、豊かな人を創り、豊かな社会を創ります。

スローソサエティの実現をめざして

以上のことは、言い換えると我々Jayceeは地域をしっかりと見据えて、より地域に根ざした活動が求められているということであり、それは2004年度の(社)須坂青年会議所が目指す、地域のために「奉仕」「修練」「友情」の三信条をもって活動していくことと合致します。

 我々は地域へ奉仕するために全力で修練し地域に還元するべくそれぞれの事業に取組むべきであると考えます、そのための手法として次のような提案をいたします。

1.メンバーの基本的な知識の習得を目的としてセミナーを開催する。         

各例会をそれぞれのプログラムを習得する場と位置付ける。

2.同世代の人たちと同世代の問題を一緒に取組むためのセミナーを開催する。

地域主権、教育問題など我々が直面している問題について地域の人々と一緒に勉強するセミナーを企画する。

3.より高い知識の習得をめざして各種プログラムのトレーナーとなり得る人材の養成をめざす。

各プログラムをその場限りのもので終わらせずLOMとして継続的に取組めるように各種プログラムのトレーナーを養成する。

4.地域の人々に知的発達障害のある人々を理解し、尊敬し、受け入れていただくためにスペシャルオリンピックスの開催を支援し、そのための活動を推進していく。

以上の4つの柱からそれぞれの例会を企画運営し地域に奉仕する青年会議所をめざします。

基本理念

JAYCEEの環と地域の環が響き合う

心豊かな故郷の実現を目指し

「奉仕」「修練」「友情」を心に刻み前進しよう

われわれの手で明るい未来を築くため

2004年度 ()須坂青年会議所スローガン

考える 行動する 我々が未来を切り拓く