2012年度須坂青年会議所


 

 社団法人須坂青年会議所

第45代理事長 橋本 義徳 

 

理事長 所信

 

2012年度理事長所信

 

社団法人須坂青年会議所 理事長 橋本 義徳

 

はじめに

1968年、この須高の地に社団法人須坂青年会議所が誕生して44年が経過致しました。長きに亘り、明るい豊かな社会の実現ために英知と勇気と情熱をもって、JC運動を展開され多くの成果を残されてこられた先輩方に敬意を表するとともに、今日まで連綿と受け継がれてきた想いをしっかりと継承していくことをお誓い申し上げます。

私たちが心待ちにした21世紀も早12年が経とうとしておりますが、その実態は期待していたようなものではなく、社会には閉塞感と未来への不安が漂っている様に感じます。経済においては、デフレによる長引く景気低迷、円高による産業空洞化、雇用不安の増大など、企業を取り巻く環境は依然として厳しい状況が続いております。その一方、社会環境においては、自分さえよければ良い、という利己的、排他的主義者の増加をもたらし、ニート、毎年3万人を超える自殺者、犯罪の低年齢化等になって現れていると考えます。また私たち青年会議所を取り巻く環境も大変厳しい状況にあります。しかし、このような状況下においても私たち青年会議所は地域から必要とされている団体であることに間違いありません。こんな時代だからこそ、今を生きる責任世代として、そして青年会議所として、私たちは率先してこの難局に立ち向かい私たちの住むこの地域のために何ができるか、何をすべきかを常に考えながら、ひとづくり・まちづくり運動を展開する必要があるのではないでしょうか。

 

会員拡大 〜なかまづくり〜

全国的に青年会議所会員の減少が加速している中、例外なく社団法人須坂青年会議所の会員数も減少傾向にあり、2012年度は私が入会した当初の約6割、創立以来最も少ない人数でのスタートになります。会員数の減少が進めば、メンバー個々の負担が増えるばかりではなく、事業の減少や縮小など組織を運営する上で悪影響が出てきます。つまり会員数の減少は、社団法人須坂青年会議所の魅力を減少させ、入会希望者が減ってしまうと考えています。このような悪循環をなくすためにも社団法人須坂青年会議所にとって会員拡大は最重要課題であるということをメンバー一人ひとりが認識し、常に会員拡大を展開し、新入会員を増やしていかなければならないと考えます。また、会員拡大活動をする上で、私たちは青年会議所運動に誇りを持って取り組むことが重要だと考えます。誇りが無ければ説明しても相手に気持ちが伝わらないと思いますし、相手も良い印象は持たないでしょう。

地域は人で構成されており、良いまちを創るためには、より多くの良い人材が必要だと考えます。そこで現在26名のメンバーから30%以上の会員数の拡大を目指します。1名の会員を増やすことは決して容易ではありませんが、この地域のために奉仕、修練、友情という三信条のもと一緒に活動していくメンバーを一人でも多く増やし、2012年度以降に繋げて参ります。

 

地域未来創造 〜まちづくり〜

須高地域には行政や多くのまちづくり団体が、この地域をもっと住みよいまちにしたいと願い活動をしており、明るい豊かな社会の実現を理想とする私たちと共通しております。

社団法人須坂青年会議所は私たちの活動エリアである須坂市、小布施町、高山村の恵まれた風土の魅力を活かして、私たちがこの地域から何を期待されているか考え、この地域の活性化はもとより、この地域に多くの人が集まってくるようなまちづくり運動を展開したいと考えています。メンバーひとりの力は小さいが、一人ひとりの力が結集すれば、それは相乗効果によりLOMにとって大きな成果を生むと信じています。これは組織同士でも同じではないでしょうか。行政、他団体との協働を図ることで、私たちだけでは達成困難な事業でもなし得ることが出来、より目的達成に近づけることに繋がると確信します。

私たち青年会議所ならではの発想と想いの込められた事業は、社団法人須坂青年会議所の素晴らしさを地域に伝播することが出来るとともに、私たちが住む須高地域の未来創造の発展に繋がると信じています。

 

会員の資質向上 〜ひとづくり〜

私たちは青年会議所という団体に入会することで様々な機会を得ることができます。その一つは会員の資質向上であると思います。資質とは自分自身の意欲、行動次第でどのようにも変えていくことができるものと考えます。但し、入会しただけで資質が向上するというものではなく、自ら進んで運動、活動に参加しなければ資質の向上など図れるものではないと思います。そこでメンバーの皆さんには積極的に日本JC、地区協議会、ブロック協議会に出向していただきたい。また日本、地区、ブロックの諸大会、またLOMの委員会、例会、事業へも積極的に参加していただきたい。そこで得た知識や経験は知恵となり、自身の能力を向上させることに繋がり、行動力のある地域のリーダーに成りうると信じています。青年会議所には、自らが成長できるチャンスの場面がいくつもあります。せっかく入会したJCですから何事にも失敗を恐れず積極的にチャレンジしていきましょう。

 

未来を担う子供たちのために

現在、新聞、ニュースには子供たちが関わる事件が毎日の様に流れており社会的な不安要素が蔓延しているのではないでしょうか。私たちが子供の頃は、自分の将来について漠然と明るい未来を想像していました。そして、今の子供たちにも明るい未来を思い描いて欲しいと思っています。そこで、私たちは子供たちを犯罪から守り、安心で安全なまちづくりを目指すため、2012年度も、昨年6月に発足した須高5団体防犯ネットワーク運動を他団体と連携を図りながら活動をして参ります。更に、子供たちに礼儀やマナー、そして親や仲間に対する感謝や思いやりの心を育んでいただけるような事業を展開したいと考えます。事業を通して豊かな心を持った子供たちは、犯罪に手を染めることなく、未来を担う大人に成長してくれると信じています。子供は大人を映す鏡といいます。まずは私たち大人が自らを律し、子供たちの模範となるような行動をしていきましょう

 

災害支援

2011年3月11日に発生し多くの尊い命が犠牲となった東日本大震災、そして翌12日未明の長野県北部を震源とする地震の発生は未だ記憶に新しいと思います。また昨今の異常気象や地震などの自然災害は、私たちの住むこの須高地域においても、いつ発生しても不思議ではないと考えます。社団法人須坂青年会議所は、この度の未曾有の災害に対して展開してきた様々な災害支援活動で得た知識、経験を踏まえ、今後この地域で災害が発生した際に生かしていくとともに、今般の「東日本大震災」被災地支援活動は、被災地が求めているものは何か、何をすべきかを考え、2011年度同様に継続して参りたいと考えております。そして、私たちは、有事に備え特別組織を作り、他LOMや他団体との連携も視野に入れ、迅速に災害支援活動をすることができれば、より地域から必要、信頼される団体となれるのではないでしょうか。

 

中期ビジョンの推進

2012年度、社団法人須坂青年会議所創立40周年で掲げた中期ビジョン計画を推進します。

◎明るい、ポジティブな都市イメージをSPORT-CITY構想で確立します。またスポーツを通じた青少年育成を行います。

JCカップは、2007年の須坂JCカッププレ大会より継続事業として開催されており、2012年度も開催を推進します。JCカップは、ゴルフを通じて、子供たちに須高地域の恵まれた自然の中で礼儀やマナー、更には豊かな心など、子供たちの健全な育成に必要な能力を養う事ができる事業であると考えています。

◎我々世代が先代より引き継いだ豊かな自然・地球環境を時代の子供達に“遺し”ます。

この地域の豊かな自然環境、地球環境を未来ある子供たちの世代に引き継ぐため、地球温暖化防止のために二酸化炭素(CO2)削減、資源の再利用など環境への負荷低減のためにごみの減量を推進致します。私たちJCは、循環型社会の一員として、私たちの企業や家庭において、何ができるか、何をすべきかを考え、行動して参ります。

◎公益法人改革に伴い、今より更に公益性のある事業を展開して参ります。

2008年の公益法人制度改革により、2013年11月30日までに社団法人は公益社団法人か一般社団法人へ移行しなければなりません。2012年度は、私たちの現在の状況を把握し、将来の公益社団法人取得を見据えた中での一般社団法人も視野に入れ、法人格移行に向けた行程表の作成、定款変更や手続きなどの環境整備に取り組み、早期に移行出来るよう体制を整えて参ります。いずれに致しましても今般の公益法人制度改革は、社団法人須坂青年会議所の魅力を地域の皆様に発信できる良い機会と捉え、より透明性、公益性の高い事業を展開して参ります。

 

創立45周年に向けて

1968年に誕生した社団法人須坂青年会議所は2013年度に創立45周年の節目を迎えます。45周年を目前に控えた2012年度は、その準備を進める大切な年になると思います。創立以来、歴史を築いてこられた先輩方に感謝をするとともに、40周年事業において掲げられた中期ビジョンについて、何を受け継いでいくのか、何を変えていくのか真剣に考え、5年先、10年先に繋げて参ります。

 

おわりに

私たちは会社や家族の理解の上で青年会議所活動をさせていただいております。私たちは会社や家族から、お金や時間など様々な協力があって青年会議所活動をさせてもらっていることを忘れてはなりません。私たちは青年会議所の特性である40歳までというかけがえのない時間の中で、仲間とともに多くのことを学び、気づき、行動できることに感謝しつつ、私たちの住む地域、そして未来を担う子供たちのために歩み続けていきます。

 

基本理念

メンバー一人ひとりの力を、LOMの力として結集し、

この地域の未来創造のため、熱い気持ちで会員拡大に取り組もう

 

基本方針

1.全メンバーによる会員拡大の実施

2.地域活性化に貢献する事業の実施

3.ホームページ、各種メディアを活用した広報活動を実施

4.公益法人制度改革に伴う移行作業と組織改革

5.青少年の健全な育成を支援する事業の実施

6.会員の資質向上につながる事業の実施

7.45周年事業に向けての準備と中期ビジョンの検証

 

2012年度社団法人須坂青年会議所スローガン

地域のために熱くなれ! 〜その行動が次代を築く〜