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希望に満ち溢れた未来の代名詞でもあった“ 21 世紀”を迎え数年が経ちますが、日本経済はバブルが崩壊してから今も尚その傷跡が残り、景気の底から脱することができずに社会不安、閉塞感が蔓延しています。それにも関わらず日本の社会は大量生産、大量消費の時代を経験してしまったがため、何不自由ない生活に慣れきっています。そんな私たちが求める「明るい豊かな社会」とは何でしょうか?
戦後の焼け野原の中から日本青年会議所が立ち上がった昭和 23 年当時の「明るい豊かな社会」とは“誰もが食べるものに困らず欲しいものが手にできる社会”を望んでいたはずです。衣食住に満たされ内乱もないこの国に生活している私たちが、なぜか“貧しさ”を感じてしまうのは、物が豊かになるにつれて、心が貧しくなってしまったからではないでしょうか。社会が成熟し既存の常識が出来上がった環境の中で育った私たちは失敗を恐れず、敗北をバネにする強くて“豊かな心”を失ってしまったのかもしれません。
これまで私はJC活動を通じて多くの人と出会い、多くの経験をさせて頂き、JCの素晴らしさを知ることができました。同じ志を持った多くの仲間とならば、立ちはだかる困難にも臆することなく、前に進むことができ、失ってしまった“豊かな心”を育むことができると確信しています。我々 Jaycee は、この混沌とした時代にこそ責任と自覚を持ち、夢と希望が満ち溢れる「明るい豊かな社会」の再建と確立に向け、真剣に考え、努力し、共に行動していくべきです。
《会員一人ひとりの資質向上》
メンバーの半数以上が入会5年目未満という現状を肯定的に捉えて、新たな時代への対応と創造ができる基盤づくりが必要であり、会員一人ひとりの研修や会員相互の親睦に励むことが大切だと考えます。時代は今、情報化社会へと変化を遂げました。世界中の情報が瞬時に入手可能な時代です。この情報化社会においてJCを取り巻く環境は日々すさまじいスピードで進化しています。その進化に合わせて変革していくもの、変えてはいけないものを見極める判断力を磨く必要があります。“人は人によってのみ磨かれ成長する”この言葉はJC活動の原点ではないでしょうか。JC活動を通じて多くの出会いを積極的に求め、多くの人と触れ合い、己を研鑽して、会員1人ひとりの更なる資質向上を目指して頂きたいと思います。
又、私たちは自分を高めるために努力を積み重ねていかなければなりません。幸いにも青年会議所には社会人として、経営者としての指導力、経営開発、まちづくりの為の社会・地域開発等様々な研修プログラムがあります。これらを活用して自分自身を高め、ひいては地域社会に貢献できる人間になるように努めていきましょう。
《組織力の強化》
JC運動・活動を行っていくためには会員数も重要です。“少数精鋭”という言葉もありますが、組織を運営していくためには最低限の人数を確保しなければ活動が困難になります。“会員数の減少”は全国規模の問題で (社) 須坂青年会議所に限ったことでは有りません。 2005 年度の日本青年会議所のメンバーは 40,000 人を割り込むかもしれません。そしてこの会員数の減少に伴い、メンバーへの負担は確実に増え、出席率の低下につながっているのが現状ではないでしょうか。そして本来行うべき地域への貢献は勿論のこと、青年会議所自体の存続も危ぶまれております。
そこで明るい豊かなまちづくりを目指し、地域に貢献する団体としてスムーズな活動が出来るように会員一人ひとりがJC活動に積極的に取り組み、生き生きと活動することによって会員拡大につながり、組織力の強化にもつながると信じています。
《委員会活動の充実化》
JC運動の根源は委員会活動にあり、委員会活動の活性化もJC運動の取り組みの原点だと考えます。LOMの組織力の底上げ、リーダーシップの育成、メンバー同士の友情の輪、楽しく魅力的な活動は全て委員会活動を通して実践していくものと考えます。
委員会にメンバーが出席したいと思えるような活動を心がけてください。その実現において委員長のリーダーシップが不可欠です。会員一人ひとりに重要な存在であると意識付けをさせ「自分が出席しないと委員会が成り立たない」と思わせるような委員会運営をしてください。委員会の出席率が上がれば大勢のメンバーが集まり、より多くの意見を聞くことができます。それをもとに議論が出来ればおのずと事業もよい方向に向かい、成功します。成功すればJC活動も楽しくなり、出席したくなる・・・と考えます。
委員長は“事業をどのように成功させるか”に時間を使うのではなく、“どのようにして委員会メンバーに興味を持たせて出席させるか”ということに重点を置いて委員会活動をしてください。それが委員会の活性化、LOMの活性化につながります。
《新たなまちづくり活動》
(社) 須坂青年会議所はこれまでさまざまな活動を通してまちづくり運動に取り組んできました。今までJCが行ってきた運動には、その時代のメンバーの思いが詰まっていて、その時代に最も即応した社会・人間の開発を目ざして活動をしてきました。今までの運動を振り返ると共に自分たちの意識の中に現在のJC像を確立させ、新たな時代に向け新しい事業展開をしていかなければなりません。
平成の大合併とも言われた市町村再編において、この須高地区でも枠組みを見つめなおす機会になりました。しかしここにきて県内の各地で合併協議会から離脱あるいは合併協議会を解散する自治体が出てきています。そして須高も単独行政の道を選びました。しかし現状に目を向けると、財政の悪化や少子高齢化の進行等、深刻な状況であり、今後ますます悪化することが考えられます。一方、地域住民の日常生活圏は交通手段・産業基盤の発達や、ITによる情報収集の普及等によって市町村の区域をはるかに越えて拡大しています。しかしながらそれぞれの地域では、それぞれの文化や生活習慣があり、それを大切に守って行かなければいけません。それらを踏まえて(社)須坂青年会議所としてそれぞれの市町村との接点を模索して新しいまちづくり運動を考えて行きたいと考えます。
《さいごに》
2005年は (社) 須坂青年会議所が14年ぶりに長野ブロック会員大会主管LOMになります。LOMの結束力を高めるチャンスです。そしてこの“チャンス”というものは全ての人に与えられるものではありません。チャンスを与えられたことを栄誉と思い、受け入れるべきだと考えます。このチャンスをLOM全員で受け止め、会員相互の友情の場とし、最大限の“おもてなしの心”を持ってふれあうことで、参加した全ての人との友好の輪が広がると確信しています。
一年間よろしくお願いいたします。
基本理念
新しい時代を担うリーダーとして一人ひとりの資質向上に努め
魅力あるLOM、魅力あるまちの創造に取り組もう
基本方針
1.会員一人ひとりの資質向上への取組
2.組織力の強化(会員拡大)への取組
3.委員会活動の活発化への取組
4.新たなまちづくり運動への取組
5.長野ブロック会員大会主管への取組
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